「爪を研ぐ」から学ぶこと

みなさん猫はお好きですか?
昔から猫は人と在ったのだろうなと想像がつきますが、その歴史は思った以上に古く、9000年以上前から飼育例があるそうですよ。
ときにはミイラとなり埋葬されたり、神として崇められたり・・・

ある壁画の中では、大蛇をその爪でしとめる凛々しい姿も描かれています。猫は大切な穀物を守ってくれるありがたい存在だったんですね。

彼らの習性といえば「爪を研ぐ」こと。

狩りをするために爪のメンテナンスはかかせません。現代の家猫は狩りをしませんが、それでも爪とぎを与えられ、せっせとお手入れしています。
カーペットなどに爪をひっかけないように、自身の安全のためにお手入れが必須のようです。

ひとつなるほどと思ったのが、爪を研ぐことが彼らの精神安定につながっているということです。人間風にいうと「爪がキレイだと落ち着くのよね」と言った感じでしょうか。

爪が丈夫で強いとうれしい。

飼い主の前でわざと爪を見せびらかすとき、それは甘えたいとき。「かまって!」のサインなんですって。
古代も現代もわたしたちは彼らの仕草に夢中です。

記事/月野みちえ

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